だいぶんとご報告が遅くなりましたが、10月28日、モモちゃんがロシアへ旅立ちました!!
小さな頃から、バレエ留学という夢を抱いて頑張って来たモモちゃん。
小学5年生の時に脚の手術をし、少し休んでいる間に、急激に背が伸び、レッスンに戻った時には、思う様に身体が動かず。
神経がまだ末端迄追い付いていない様なフラフラな踊りで、しばらくは悩みの日々でした。
モモちゃんの家は、勉強にも力を入れたかった事も有り、中学生になったら勉強させるという話でした。
このままでは辞めないといけない日が来るかも(>_<)と、モモちゃんには勉強もちゃんとして、バレエも頑張ろう!とよく話をしてました。
中学生になり、やっと少し踊りも変わって来た頃に、短期でモスクワ ボリショイへ。
その時に、長期のお話を頂いたのですが、まだ中学1年生。
踊りもまだまだ。
前回でも書いた通り、私は勉強や友達、色々な経験も大切と思っているので、短期は、バレエだけでは無く色々な経験をするのに良い機会だと思っていますが、長期はよっぽどの子では無い限り、高校に入ってから休学して行きなさいという考え。
スカラシップを頂けるくらいなら、本人の意志次第では悩んでしまうかも知れませんが、精神面もただでさえややこしい中学生、まだ行かせられないなと
とっても嬉しいお話だけど、声をかけて頂いた事を自信にし、何年か後にまた、声をかけて頂ける様に頑張ろう!
という話になりました。
そして、中学2年生の夏休みにも、ロシア サンクトペテルブルクでのガラ公演に出演させて頂きました
そんな中、ももちゃんの中では、ずっと留学したいという気持ちは消えておらず、私が年齢以外でも行かせなかった理由があったので、それをクリア出来るロシアの学校を自分で調べて、その学校の短期が貰えるコンクールに出させて欲しいと
そして、そのコンクールで
『ルドルフ・ヌレエフ記念ロシア国立ウファバレエ学校』の短期を頂き中学3年生の夏はウファへ
そして、長期留学のお話を頂きました。
私は勿論、受験が終わり高校へ進学してから休学してと思っていましたが、この秋からどうしても行きたい!!と。
勉強をと言ってたお家だったので、お家の方も反対するだろうと思っていましたが、彼女の熱意に行かせてあげたいと言うお話になり。
一般的には、こんな時、バレエの先生なら、バレエを学びたいと言う子には、快く進めてあげるのが先生と思われる方もおられると思いますが
小さな頃から子供達を見ていると、1人1人に色々なタイプが有り、身体の条件、物事の考え方、技術力、理解力、家の環境、言い出したら切りが無いですが・・・
それを考えた上で現実をお話し、時期を考えるのも先生の役目です。
我が子同然に思ってる生徒達の人生、簡単には返事出来ません。
色々お話しした上で
それでも秋から行きたい!
お家の方も、行かせてあげようと思います!
なら、行っておいで!と
行くからには、この時行かせてあげて良かった!と私に思わせる様に頑張っておいで\(^^)/という運びになりました!
今の子は、だいたい親や大人の考えている通りに動く子が多い中、私がどんなけ言っても、自分の意志を貫いたももちゃんに、私は気持ち良い気分です!
今は、勿論応援しまくりです(*^^*)
とりあえず3年間、私との約束も頑張って、思いっきり大好きなバレエを学んで欲しいと思います(*^^*)
くれぐれも身体に気をつけて!ポジティブに!!